メッセージ在学生

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2019年度入学
都立神代高等学校出身

在学生から一言

私が看護師を目指すようになったのは、高校3年生の時でした。進路について悩んでいた時に、病院で診察をしてもらう機会がありました。そこで、患者さんの不安を読み取り、安心を与えられるように的確な対応をする看護師の姿に、心惹かれました。誰かを支えることで人の役に立つことができ、自分自身も人として成長することができる、非常に素晴らしい職業だと思いました。そして、「私も看護師になることができる道を選ぼう。」と思いました。学校を選択する際には、大学と専門学校のどちらも見て、実習の多さと1年でも早く看護師として働きたいという点で、専門学校を選びました。そして、この学校を選んだ理由は、クラスが一つのみという少人数体制であり、看護師になるための手厚い指導が受けられると思ったことと、一つ一つの事を真剣に取り組んでいる先輩方を見て、のびのびと学べる学校であると感じたことです。
私は今、先生方の心強い支えやお手本となる先輩方、優しい30期生の仲間に囲まれ、非常に恵まれた環境の中にいます。授業が始まり、これから多くの知識を得て、活用していかなければならないことに不安もありますが、しっかりと復習を行い、一生懸命勉強したいと思っています。そして、看護学生としての自覚をきちんと持ち、人としても、看護を学ぶ者としても、大きく成長することができるように、何事も大切にして過ごしていきたいと思います。

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2019年度入学
立教大学卒業

在学生から一言

2年生になった今、"グループや集団において、先を見通して行動する力、問題を解決する力"こそ、この学校で培うことのできる最大の魅力であると感じています。
学校では、1学年50人前後と少人数であること、グループワークを用いた授業が多いこと、学生主体の行事が多く、自分たちで考えそれを行動に移す機会がたくさんあります。その中で、多くの壁にぶち当たり、そのたびに自分たちの行動を主観的・客観的に振り返る、という過程を一年の中で幾度となく繰り返すことになり、これにより、個人だけではなく、グループや集団としての洞察力と問題解決力を自然と身に着けることができたと感じています。また、グループや集団における自分の強みや弱みとも向き合うことができるため、いま自分がそのグループや集団でどの役割をすべきなのかを、判断し行動に移す力も養うことができていると思います。
チーム医療の中で、看護師は看護師同士だけでなく、多職種との連携が重要とされています。前述した力が身につくことで、看護師としてチームを動かす力に繋げることができ、患者により良い看護が提供できることにつながっていくと思います。この力を学生時代に身に着けることができるのは、とても幸せなことだと感じています。
学校生活では、先輩や後輩との縦の繋がり、先生方のサポートの手厚さ、臨床の方々の協力など、多くの環境に恵まれており、入学することができて本当に良かったと思っています。これから始まる2年生の生活も楽しみながら頑張っていきたいと思います。

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2018年度入学
都立松原高等学校出身

在学生から一言

私は1年生のとき白樺祭で役員を務め、初めて大きな学校行事に携わることになりました。入学する前までは、学校行事に深く関わることがあまりありませんでした。初めは何をしたらいいかわからず、悩んでいました。私は、人前に立って発言したり、クラスのみんなをまとめたりすることが苦手で、時には投げ出したくなることもありました。合唱大会に向けての練習では、試験が重なることや練習期間が限られていることがあり、なかなかクラス全員が集まる機会がありませんでした。そのため、練習の日程を調整したり家で練習できるような案を提案したりしました。また、クラスメイトの支えや協力を得ることや、先輩方からアドバイスを頂いたりすることで、困難なことも乗り越えられました。同時に、周りからのサポートがあることで、ひとりではないことに気づき、安心感を得ることができました。合唱を通して、クラスで1つの物を成し遂げることで協力することの意味に気づきました。今回の経験は、自分の成長につながっていると思います。
これらを通して、戴帽式で誓った「看護の対象となる人々を慈しみ、内なる想いに寄り添える看護師を目指すこと。一人一人の命と人生に誠実に向き合い、常に自分を律し、仲間とともに知識と技術を身に付け、感性を磨き続けること」を大切にして、これからも支えあい協力しながら頑張っていきたいです。

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2017年度入学
都立青梅総合高等学校出身

在学生から一言

私は、2年次の基礎看護学実習Ⅱで受けもたせて頂いた、高齢で多数の疾患を患い治療をしながら身体の機能維持のためにリハビリを行なっている患者さんとの関わりで、看護を改めて考えることができました。その方は、リハビリへの拒否が強く実施できない日が多くある状態でした。初めは、拒否する理由も問わずにリハビリをするためにはどのようにすれば良いかばかり考えていため、患者さんを置き去りにしてしまっていました。そこで、まず活動への意欲が湧くように周辺環境を整え、患者さんが感じていた動きにくさなどの不快感を減少させることに努め、患者さんがリハビリを拒む理由や不安などの思いを聞き、思いに寄り添えるように心がけました。患者さんと同じ目線で、物事を捉えて関わることで患者さんの目標としている状態が感じとれるようになりました。すると、少しずつリハビリへの拒否が無くなり意欲が高まっていきました。看護には知識と技術はもちろん重要でケアや処置も必要不可欠ですが、それだけではなく患者さん自身を知り、思いに寄り添うことが大切だと気付きました。一人ひとりに様々な人生や歴史があり、それを踏まえた個別性のある関わりが患者さんの持てる力を引き出し、最大限発揮することに繋がると学びました。この2年間はとても濃いもので、講義や実習、行事など様々なものをクラスの仲間と共に乗り越えてきました。同じ目標に向かって頑張る仲間がいるからこそ支え合い、高め合うことができるのだと思います。この仲間と共に看護師という夢に向かって努力し、一歩一歩進んでいきたいです。

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