ご挨拶
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看護師をめざす皆さまへ
慈恵第三看護専門学校は、学校法人慈恵大学によって1971年に開設されました。慈恵大学の創始者、高木兼寛は、ナイチンゲールが看護教育を行っていた英国のセント・トーマス病院医学校に留学し、看護の重要性をつぶさに見て取りました。そして帰国後、当大学の前身である医学校と病院を開設し、1885年には我が国で初めての看護学校を設立したのです。高木兼寛は「病気を診ずして病人を診よ」という建学の精神に沿って全人的医療を推進すると共に、「医師と看護婦は車の両輪のごとし」と述べて、優れた看護師の養成に力を尽くしました。
本校はこのような伝統と精神を受け継ぎ、質の高い看護の知識・技術とともに豊かな人間性を兼ね備えた看護師の育成に取り組んできました。そのような看護師になるには看護学の幅広い知識を学び、患者さんのケアを実習する中で看護の技術を習得し、さらに患者さんの心に寄り添えるように人間観察と理解を深め自身も人として成長することが必要です。幸い、本校は東京慈恵会医科大学附属第三病院に隣接しており、実習には恵まれた環境が整っています。同病院の医師および医療スタッフは、本校専任の教員と共に皆さんの看護教育に当たっています。
さらに本校は、将来看護師として活躍するために必要な心身の健康と良好なコミュニケーション力を涵養するよう努めています。校舎は第三病院・東京慈恵会医科大学国領キャンパスの広大な敷地内にあり、緑の多い自然豊かな環境にあります。本校生はキャンパス内の体育館やプール、図書館、学生食堂などの施設を利用することができます。また熱心で人間味にあふれた専任教員が学生の心身の健康に心を配り、気軽に相談にも応じています。
このような教育環境を大いに活用して、皆さんが社会に巣立つ前の学校生活を有意義で充実したものにしていただければ何よりの幸いです。皆さんの入学を心からお待ちしております。
慈恵第三看護専門学校
学校長 芝田 貴裕