研修システムについて

 慈恵大学では、職員一人一人が、本学でのキャリア形成を通じて自己実現を図ることが、大学の発展につながる重要な要素として位置付け、体系的に人材育成を行っています。
 慈恵大学の人事制度は現在「職能資格制度」というもので運用されています。
 これは職員を大まかに「一般職員」、「監督職員」、「管理職員」と3つのステージに分け、それぞれに求められる「役割」・「能力」・「行動」の発揮度によりキャリアアップしていくシステムとなっています。

職能等級一覧

一般職員研修について

 慈恵大学では、入職3年目までの一般職員に対して段階ごとの研修を実施しています。
 初年度は慈恵大学の職員として学内の基本的な諸規則を踏まえ、患者満足度の高い コミュニケーションの取り方や社会人としての人間性を高め、ホスピタリティの心を養います。いずれの職種においても誠意ある対応、サービスは欠かせません。したがってマナーの講義や実践練習を段階的に取り入れています。
 これらの研修は、事務総合職だけでなく医療技術職など他職種の同期と職種をこえて 交流しながら話し合う機会にもなります。

一般職員研修イメージ


車椅子の操作・乗車体験。

緊急時の応急処置講座。

より良い医療サービスとは?
職種を超えた議論

監督職員・管理職員研修について

 4等級以上の監督職員・管理職員を対象に行います。

監督職員研修
 4等級以上の監督職員には、一般職員の基本研修、業務経験を経て蓄えた力を発揮して、業務上発生する問題の解決や、後輩の指導を推進していくことが期待されます。監督者研修では、マネジメントに関する基礎的な知識や、監理者として必要なリーダーシップの発揮の仕方、後輩の指導方法を、ケーススタディやディスカッションを通じ習得し、広い視野で物事を捉え、行動していく力を持つ人材を目指します。
管理職員研修
 求められる管理職像に対して自身の強みや弱みを理解し、学外における、経営管理上必要な理論や手法、あるいは分析力、判断力、意思決定力を身につけるためのセミナーや通信教育による強化を図ります。

監督職員・管理職員研修イメージ


監督者に求められることとは?
マネジメントについて学びます

チームマネジメントについて
組織に貢献する自立型人材とは

OJTリーダー制度について

 新入職員の成長をサポートします!
 就職して間もない新入職員が、基本的な知識やスキル、社会人としての責任感や協調性などを早く、確実に身に着けていくために重要なことが、身近に適切な指導者がいることです。

 慈恵大学では、OJTリーダーを中心に職場全体で新入職員を育成する支援体制を設けています。
 OJTリーダーには、セミナーを通じて適切な指導、育成方法を学んだ職員が任命され、新入職員一人ひとりにあった育成スケジュールを立てて、計画的に日々の業務の中で指導に当たります。
 また、所属長や職場のスタッフもOJTリーダーと連携を取り、時には直接新入職員を指導するなど、職場全体で新入職員とOJTリーダーとのマンツーマンの指導。育成環境を整え、成長をサポートします。

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