葛飾医療センターが実践するPFM(Patient Flow Management)
入院が必要になった段階から治療がひと段落し速やかに退院後の療養生活にもどれるよう、療養上の改善した方がよいと思われることを多職種と協働しチーム一丸となって患者さんとやり取りをさせていただいています。外来、病棟、中央部門など部署に限らず、すべての看護師は、大学附属病院として急性期の患者さんを「治す」ことと並行して生活を「支える」こと、住み慣れた生活の場に戻ることを目指して看護を提供しています。
専門チームによる治療・生活支援
病気の悪化を防いだり、生活を支援するために、褥瘡・人工肛門、がん緩和ケア、認知症、リエゾン(精神支援)、呼吸管理など医師、看護師、他職種がチームとなり患者さんの回復を支援しています。地域での暮らしを病気と付き合いながら日常生活を継続することができるために看護専門外来を開設しております。
◆心不全看護外来 ◆人工肛門・失禁などスキンケア外来 ◆がん相談外来
◆透析導入患者に対する療法選択外来 ◆助産師外来
【認定・専門看護師】
分野 |
人数 |
分野 |
人数 |
精神看護専門看護師 |
1名 |
感染管理認定看護師 |
1名 |
慢性呼吸器疾患看護認定看護師 |
1名 |
透析看護認定看護師 |
1名 |
クリティカルケア認定看護師 |
1名 |
乳がん看護認定看護師 |
2名 |
皮膚・排泄ケア認定看護師 |
2名 |
小児救急看護認定看護師 |
1名 |
集中ケア認定看護師 |
1名 |
認知症看護認定看護師 |
1名 |
緩和ケア認定看護師 |
2名 |
慢性心不全看護認定看護師 |
1名 |
がん化学療法看護認定看護師 |
2名 |
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13分野17名の専門・認定看護師がおります。
院外の病院・医院・施設・訪問看護ステーション等からの相談や講義・研修の講師等にも応じることができますのでご活用ください。
地域における住民・医療者の最大の支援者として
当院では、地域医療機関関係者、在宅医療関係者(往診医・訪問看護師)、ケアマネジャーなどと密に情報交換を行い、継続したケアが提供できるようにしています。
さらに、当院を通院する患者さん・ご家族だけでなく地域住民の方やケアマネジャーなどにもご相談いただける相談窓口を設置しております。
認知症、がん疾患、心疾患、腎臓病に対して認定看護師が病気に関する医学的な質問や治療を継続していく上で生じる不安や生活上の不安など、予約なしで利用できます。(曜日によって対象領域が変わります)
葛飾医療センター看護部のご案内
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