薬剤部
加藤 潤一郎 |
著しく進歩する医療環境の中で、葛飾区を中心とした区東北部の中核病院として地域に根ざした良質な医療を提供するため、豊かな専門知識と高い倫理観をもって薬剤業務に当たっています。入院患者さんへの薬学的管理はもちろん、ICT(感染制御チーム)、NST(栄養サポートチーム)、がん・緩和ケアチームなど多方面から薬物療法を支え、患者さんの利益を守ることを最優先とした業務を行っています。 |
薬剤部理念 病院の理念に基づき、医療の担い手としての自覚を持ち、豊かな専門知識と高い倫理観をもって最善の薬物療法と安全を提供する。
基本方針
業務内容薬剤部の主な業務内容
薬剤部からのお知らせ 患者の皆さまへ
1. 院内処方のお薬の受け取り時間と方法
お薬は、原則平日の9:00〜17:00にお受け取りをお願いします。
お薬のお渡し窓口は、1階正面の受付の一番右側にあります。窓口上の画面に、出来上がったお薬の番号を表示して患者さんにご案内しています。 お会計終了後にお薬引換券が発行されますので、引換券番号が画面に表示されたら窓口へお越しください。 1階のお薬お渡し窓口が閉まっている場合は、夜間受付にて対応しています。お渡しの時間帯およびお渡し場所は以下のとおりとなっています。
2. 院外処方箋について
当院では厚生労働省指導による「医薬分業の促進」を図るため、外来処方は原則として院外処方箋としております。
院外処方箋の使用期限は、発行日 を含め4日間です。必ず4日以内に保険薬局へ提出し、お薬の交付を受けてください。使用期限を過ぎた場合は再度受診が必要となり費用負担(自費)が生じます。4日以内に保険薬局に行けない場合は、診察の際に担当医にお申し出ください。
3. がん化学療法のお薬手帳シールの発行について
当院では、外来化学療法室で投与した注射薬(吐き気止め、抗がん剤など)のお薬手帳シールをお渡ししています。シールは、内服薬や外用薬と一緒に1冊のお薬手帳に貼り、ご活用ください。
・抗がん剤のお薬手帳シール発行のお知らせ 4. 入院に際してのお願い
保険薬局の方へ
1. 院外処方箋に係わる疑義照会について
処方に関する問い合わせは、照会内容と連絡先電話番号、保険薬局名称、担当薬剤師の氏名を明記の上、院外処方箋コピーを添付して当院薬剤部宛にFAX(*)でご連絡ください。保険に関する事項のお問い合わせは、業務課(*)へ電話をお願いします。
(*連絡先は院外処方箋下部に記載があります) 2. 後発医薬品に係わる情報提供について
当院では、処方箋調剤時において後発医薬品へ変更した場合の「後発医薬品変更報告書」による情報提供については、患者さんの「お薬手帳」にて確認しています。お薬手帳には調剤した後発医薬品名と処方された薬剤の銘柄名を併記いただきますようお願いします。
3. 一般的な薬物治療に関するトレーシングレポート(薬剤情報提供書)について
必ずしも緊急を要さないが、処方医へ情報提供した方が望ましいと判断される内容については、トレーシングレポート(薬剤情報提供書)に記載し、当院薬剤部宛にFAX(*)でご連絡ください。医師へ情報伝達し、情報の共有化を図ります。
トレーシングレポートの様式に決まりはありませんが、当院の患者IDを含め必要事項を漏れなく明確に記入いただいた上で疑義照会同様、当院薬剤部宛にFAXでご連絡ください。 (*FAX番号は院外処方箋下部に記載があります) なお、心不全のトレーシングレポートはこちらを、 がん化学療法・医療用麻薬使用患者トレーシングレポートについては、下記「 4. がん薬物療法・緩和薬物療法について」をご参照ください。 ※FAXによる情報伝達は疑義照会ではありません。緊急性のある場合は通常通り疑義照会をお願いします。 また、栄養指導が必要と考えられる情報提供もトレーシングレポートで受け付けております。対象の疾患など一部制限がありますので、詳細は以下の案内をご参照ください。
4. がん薬物療法・緩和薬物療法について
当院では院内の化学療法委員会にて、各診療科の医師、薬剤師、看護師、管理栄養士、医療事務など多職種により協議し承認されたがん薬物療法レジメンを院内登録しています。レジメンを公開することで、保険薬局においても治療コンセプトが把握できるようになり、シームレスな治療につながると考えています。がん患者の指導および副作用回避にお役立てください。
≪レジメン一覧は、医療従事者を対象にしたものであり、一般の方向けではありません。また、本レジメン一覧を参考にレジメンを作成しないでください。当院では、一切の責任を負いません。≫ 【がん薬物療法レジメン一覧】 こちらをクリックしてください(医療従事者専用) がん薬物療法レジメンに関する照会や患者の状況に関する相談及び情報提供等については薬剤部医薬品情報室へお問い合わせください。
当院が開催する保険薬局対象のがん薬物療法に関する研修会等の案内は、地域薬剤師会を通して別途連絡します。
保険薬局にて患者さんから聞き取った内容で、治療上必要な情報を医師へフィードバックするための「トレーシングレポート」を用意しています。即時性が低いものの、医師に情報提供すべきと考えられる内容について、トレーシングレポートに記載し、当院薬剤部宛にFAX(*)でご連絡ください。薬剤部にて内容を集約し、処方医へ情報提供します。
(*FAX番号は院外処方箋下部に記載があります) ・がん化学療法連携情報提供書(トレーシングレポート) ・緩和薬物療法トレーシングレポート 5. CKDシールの運用について
6. 入院前持参薬調整の取り組みについて保険薬局と連携した入院前持参薬調整の取り組みを行っております。
【運用手順】
【保険薬局での対応事項】
患者が休薬指示書を持参された際は、次の通りご対応ください。
なお、確認、問い合わせ事項が発生した場合は、通常の疑義照会同様に薬剤部宛にFAXでご連絡ください。
具体的な取り組みの運用手順、詳細については以下の案内をご参照ください。
【入院前持参薬情報提供書ダウンロード】
※情報提供書を作成し患者さんに渡した場合、お薬手帳に持参薬調整を行った旨の記載をお願いいたします。
|