地域医療支援病院の要件

地域医療支援病院の承認を受けるためには、以下の要件が定められています。

1. 共同利用のための体制が整備されていること
2. 救急医療を提供する能力を有すること
3. 地域の医療従事者の資質の向上を図るための研修を行わせる能力を有すること
4. 医療法に規定する施設を有し、構造設備が要件に適合すること
5. 諸記録を備えて置くこと
6. 諸記録を体系的に管理すること
7. 諸記録を閲覧させること
8. 地域医療支援病院が設置すべき委員会を設置すること
9. 病院内に患者からの相談に適切に応じる体制を確保すること
10. 居宅等における医療の提供の推進に関する支援を実施すること

地域から信頼される医療機関となるために

当院は狛江市、調布市および近接地域の急性期病院であり、地域医師会並びに地方自治体と医療連携体制を構築しております。在宅医療においても「総合医療支援センター」を設け、入退院支援や在宅医療への移行支援だけでなく、近隣在宅医療機関からの急変患者受入も常に対応を行っております。 医療連携に関しては、現在ＩＣＴによる連携強化を推進しており、WEB上で当院の診療情報を公開し共有することで、共同で継続的な治療を行っております。また、新型コロナウイルス感染症対応として、東京都が定める入院重点医療機関の指定を受け、常に病床を確保し、陽性患者を受け入れております。並びに東京都災害拠点病院として、平時から災害に備えるため事業継続計画（BCP）を策定し、地域防災力の向上を推進しております。
今後も、患者さんを中心とした、地域の医療機関から信頼される病院を目指して努めてまいります。