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輸血部


2024年10月現在
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診療部長:加藤 陽子

診療スタッフ 診療フロア
診療部長 加藤 陽子
専門領域

小児血液・腫瘍学、輸血学、緩和・支持療法

(日本輸血・細胞治療学会認定医、日本小児科学会専門医・指導医、日本血液学会専門医・指導医)

検査技師

3名(日本輸血・細胞治療学会認定輸血検査技師1名を含む)

 *院内に日本輸血・細胞治療学会認定臨床輸血看護師2名が在籍し、相互に連携し、診療を行っています。


診療内容・専門分野


診療方針/目標:安全かつ適正な輸血医療の実施

 -「輸血療法の実施に関する指針」を遵守した、安全かつ適正な輸血療法の実施

 -「血液製剤の使用指針」に沿った輸血用血液、血漿分画製剤の保管管理と使用

 -自己血貯血/輸血の実施


診療内容

 -輸血関連検査:ABO並びにRhD血液型検査、不規則抗体スクリーニング、交差適合試験

 -血液製剤の一元的管理

 -輸血副作用の調査と検体保存、必要に応じ精査依頼

 -自己血貯血から輸血実施後までの自己血管理

 -輸血療法委員会開催により院内外の関係部署との多部門・多職種との情報共有、問題点の解決

 -医療安全と連携した安全・安心な輸血の推進(ヒューマンエラーの防止)

 -夜間は中央検査部の協力を得て、24時間輸血管理を実施


施設基準


・日本輸血・細胞治療学会認定医制度指定施設認定

・日本輸血・細胞治療学会I&A認定施設

・輸血管理料Ⅰ、輸血適正使用加算


輸血検査・治療件数

  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度

血液型検査 (件/年)

7,374 6,399 5,869 5,717 5,866

赤血球払い出し単位数 (単位/年)

5,184 4,993 4,746 5,086 4,580

血小板払い出し単位数 (単位/年)

14,630 13,220 10,885 14,620 11,895

新鮮凍結血漿払い出し単位数 (単位/年)

1,098 1,192 950 1,214 946

輸血療法は現在の治療行為に不可欠であり、既に確立された治療法です。しかしながら、一種の臓器移植であり、有害事象は0ではありません。また、輸血を必要とする患者様の年齢や病状は様々で、各患者様、各診療科のニーズを理解し対応することも重要と考えています。安全・適切な輸血療法の実施のために、患者様ご自身含め、院内外にわたる多部門、多職種が連携することが不可欠と考えます。輸血部は決して表に出る部署ではありませんが、中央診療部として各部署を支える重要な部署です。当院で輸血療法が安全・適正に実施されるよう、スタッフ一同最善を尽くして参りたいと思います。