1. |
はじめに |
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平成19年度は、青戸病院の建設や本院外来棟の建設等を見据え、収入の増加と経費の抑制を図り財政基盤を確立する予算計画と致しました。
安全かつ質の高い医療の提供と患者サービスの向上に努めた結果、平成19年度は医療収入を大幅に増加させることができました。
これにより、平成21年には、いよいよ青戸病院の建築に着手することになります。 |
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2. |
消費収支計算書 |
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平成19年度は、診療体制の充実を図るとともに、安全かつ質の高い医療の提供と患者サービスの向上に努めたことにより、医療収入は695億円(前年比+23億円)を計上することができました。
また、狛江通り拡幅による土地の収用代金と物件移転補償金10億円が東京都から交付されたこともあり、帰属収入の合計は805億円となり前年に比べ33億円の増加となりました。
一方、消費支出は、医療収入の増加に伴い医療経費が15億円増加致しました。
しかし、人件費やその他の経費も増加致しましたので、消費支出の合計は780億円となり前年に比べ29億円の増加となりました。
これにより、帰属収支差額は25億円となりましたが、これは前年と比較して4億円増加したことになります。
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3. |
資金収支計算書 |
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資金収支計算書は、前年度より繰り越した資金が327億円ありましたが、次年度への繰越金は334億円となり、繰越資金は7億円増加致しました。
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4. |
貸借対照表 |
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資産勘定のうち固定資産は、設備投資を26億円実施致しました。また青戸病院建設のための特定引当資産12億円と退職給与引当特定預金6億円の積上げを行いました。
一方、平成19年度は減価償却を48億円行いましたので固定資産合計は963億円で、前年に比べ4億円減少致しました。流動資産は、未収入金や預貯金等で20億円増加し460億円となりました。
負債勘定のうち固定負債は、長期借入金の返済が進んだことや退職給与引当金の減少等により、前年に比較して14億円減少し312億円となりました。流動負債は、未払金の増加等により6億円増加し133億円となりました。
基本金は、当年度基本金組入額は31億円でした。平成19年度も青戸病院建設に伴う2号基本金を積上げたこと等で、基本金の部は978億円となりました。
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5. |
決算書開示方法について |
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- 平成16年度の私立学校法の改正に伴い、本学の事業報告書、法人誌「The JIKEI」、インターネットのホームページでの決算報告は、文部科学省への届出フォームで表示しております。
- 貸借対照表における未収入金は、徴収不能引当金234,971,577円を控除して表記しております。
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以上 |