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当院の診療体制について

当院の診療体制

 当院では、外来・入院における新型コロナウイルス感染症に対する予防措置を講じながら、3次救急、がん診療を始めとする急性期・先進的専門医療に取り組んでおります。


 日頃からの当院へのご協力に感謝を申し上げますとともに、当院の状況や救急治療、外来診療、入院治療、感染対策、新型コロナウイルスへの対応を報告させていただきます。

■外来における感染予防

 外来においては下記の感染予防を実施しております。

  • 入館前の入口にて、新型コロナウイルス感染症が疑われる患者さんに適切に対応するために体温測定、問診を実施しています。
  • 新型コロナウイルス感染症が否定できない患者さんは、動線を区別し、十分な感染対策のもと診療しています。
■救急診療

 地域における限られた3次救急医療施設としての役割を実践するとともに、2次救急や1次救急についても救急患者を受け入れております。

 しかし、新型コロナウイルス感染症疑いの診療が行われる場合は、後に施設の消毒・洗浄などが必要であり、診療の一部制限や救急診療の一時中止を行うことがあります。

■入院診療

 定時手術や緊急手術を制限なく実施し、本来の当院の役割・機能である急性期医療、がん診療などを進めています。

  • 入院前の手続きの際に、新型コロナウイルスに感染することなく入院し治療が受けられるよう、入院前生活についての留意点をご説明しています。
  • 入院前に健康管理表をお渡しし、日々の検温や健康管理をお願いしています。
  • 感染リスクの高い患者さんには、入院前に胸部CT、PCR検査などを実施しています。
  • 感染が疑われる場合は、病態に応じて各病棟やICUに設置している陰圧室に入院し診療を行っています。
  • 院内感染対策として窓の開放など頻回に換気を実施するとともに、患者さんの3密防止を推進しています。
  • 感染の院内持ち込みを避けるために、入院患者の面会および外出・外泊は 禁止しております。
  • 柏市保健所と協力し、新型コロナウイルス感染症検査の結果が陽性となった妊婦さんの受け入れについて準備を進めています。
■検査体制

 検査については、ほぼ通常体制となっています。ただし、肺機能検査、経食道心エコー検査、過呼吸賦活脳波検査など、感染の危険性がある一部の検査を制限しています。

■医療資材の有効活用と環境整備

 医療資材(マスクや消毒薬など)については、診療を継続できるよう備蓄量の増加に努めています。N95マスクは適正使用と再利用を実施しています。また、院内環境の整備のため、紫外線殺菌装置などの様々な医療用滅菌器を導入しました。

■教職員の感染防止対策

 教職員においては、3密防止対策(会議、集会、食事、会話などにおける適切な対応・行動)を励行し、健康管理では就労前の体温測定、有症状者の勤務停止を徹底し、感染防止に努めています。診療方針・感染対策をはじめ多くの情報を教職員間で共有し、病院全体が一丸となって対応しています。



 新型コロナウイルス感染症は収束が見えない状態が続くと思われますが、安全・安心な医療を提供するように努め、医療関係者および行政関係者の皆様と連携し、地域の医療を守り、健康増進に寄与して参りたいと思います。

 今後とも新型コロナウイルスの院内感染を起こさず、安全・安心な診療の提供を継続するために、皆さんのご理解、ご協力をお願いします。

 


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