麻酔部
2023年4月 現在 |
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診療部長:鹿瀬 陽一 |
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当該部の紹介麻酔部は慈恵医大附属病院(新橋)に、昭和40年に麻酔科学講座として創設された診療部で、昭和62年3月慈恵医大附属柏病院開設と同時に開設されました。平成21年の増床工事を経た中央手術室10室のほか、血管撮影室、外来手術センター、分娩室において、多岐にわたる手術の麻酔管理を担当しています。 診療内容・専門分野手術麻酔を中心に診療を行っており、その他、他科からのコンサルティングにより痛み治療や集中治療を行っております。手術麻酔については、乳児から高齢者に至る多くの患者さんの手術が安全に行われることを第一に考え、手術前から始まり術中・術後を通して各診療科医師と協力し、より質の高い良い医療を提供できるよう努力しております。 当院での麻酔の流れ当院で麻酔科が関わる手術を受けられる患者様は、手術の前に麻酔科医による術前診察が行われます。術前診察は、入院前に外来で行われる場合と、入院後に病室で行われる場合がありますが、どちらの場合においても、麻酔について理解を深めて頂けるようご説明し、良好な周術期管理ができるよう患者様の全身状態を評価させていただきます。 術前診察の他、手術の前には手術後の早期回復に向けた全身管理を各診療科と連携し行っております。具体的には、ERAS®Protocol(Enhanced Recovery after Surgery Protocol: 術後回復力強化プロトコール)に準じた方法を取り入れており、患者様の周術期の負担を軽減できるように周術期管理を行っております。
一般外科、心臓外科、脳神経外科(血管内治療含む)をはじめとする外科系手術のほか、骨髄移植などの内科系手術の麻酔まで、年間3,800件を超える麻酔管理を行っています。あらゆる手術が安全かつ快適に毎日行われるためには、経験を積んだ専門医による全身管理が必要となります。周術期を通して、患者さんの多様な手術内容、様々な重症度に合わせ、麻酔科専門医が各診療科医師並びに手術部看護師、臨床工学技士と連携し全身管理を行います。地域の基幹病院として、緊急手術から特殊な手術まで、24時間体制で対応できるよう取り組んでおります。 特色・先進(高度)医療
スタッフ紹介診療部長 鹿瀬 陽一
診療実績
その他
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