形成外科は現在4名のスタッフで診療を行っております。入院ベット数は12床で、外来患者数は平均約50人です。形成外科が扱う症例は、挫創・切創等の縫合や先天異常からマイクロサージャリーを用いた組織再建まで幅広く行っています。年間の手術件数は約600件(平成19年度)で、月曜・金曜日の2回の手術日で手術を行っています。日本手の外科学会研修施設であり、学会への発表、参加を積極的に行っています。手の外科、顔面外傷など救急症例も多く、外傷の初期治療から専門性の高い治療まで幅広い研修が可能です。カンファレンスは週一回行っており、手術予定症例の検討や抄読会を行っております。
形成外科の研修期間は短期ですが、以下の項目について研修を行いたいと考えています。
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外傷一般のprimary care、縫合手技について |
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手術症例の術前カンファレンス/各々の症例について手技・解剖などを検討する。 |
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手術 |
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麻酔手技→腰椎麻酔、上腕神経叢麻酔、局所麻酔の手技、合併症について |
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手術手技→皮膚縫合(真皮縫合など)、顕微鏡を用いた神経縫合、血管吻合など |
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外来診療、病棟回診の介助 |
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