1)診療内容/教育
地域中枢病院として、一般外科から高度な専門的治療にいたるまで幅広く
診療している。ベッド数は75床で、年間約1100例の手術件数があり、手術室、
ICUの改築があり今後さらなる症例の増加が見込まれる。
初期ローテーションでは、病棟管理を中心に手術への助手参加、検査の助
手、カンファランスでの症例の提示などを中心に、外科診療の基本を徹底して
トレーニングする。さらに、選択ローテーションでは切開、縫合などの基本手技の修得や内視鏡、造影検査を術者として経験し、さらにローテーションの期
間に並行して小外科手術の指導をうける。また高度な専門的手術から鏡視下手術まで助手として経験する。
2)医局行事
週一回の手術症例カンファランスと摘出病理検体を検討している。月一回
のmortalityandmorbidityカンファランスを施行している。週2回の部長回診のほか院内の他科との専門別カンファランスを定期的に施行している。
また、各研究会、学会へも症例発表を中心に研修医に指導している。
3)研修終了後について
外科レジデントおよびその後の外科学講座入局は可能で、スタッフとして
勤務できる(本院、第三病院、葛飾医療センター、柏病院の附属病院等はじめ各派遣病院)。
4)診療部長から一言
当外科のモットーは、当たり前の病気を、当たり前に治そう、というも
のです。外科をやっておりますとわかりますが、実はこのことはそんなに簡単
なことではありません。地に足をつけた診療を日ごろから心がけなければ、当
たり前の病気も当たり前になおりません、愚直な外科・それが私たちの目指す
外科です。
|