1)診療内容/教育
年間の外来患者数約33,000名、初診患者数約5,000名、入院患者数約 780名。年間手術件数約1,400件であり、その90%が白内障手術です。 1ヶ月および2ヶ月の短期コースでは、眼科以外の他科を専門にする一般臨床医が必要不可欠とされている眼科的な知識と検査法を身につけて もらいます。外来で訴えられる患者の症状から、鑑別診断名を挙げられ るようにするとともに、診断に必要な検査を組み立てられるようにしま す。
また、眼科領域での救急処置ができるようにします。 4ヶ月コースでは、短期コースでの研修に加え、眼科専門医として必要な知識の習得をはかるようにします。外来での眼科基本検査を習得後、 結膜縫合や角膜異物除去など眼科基本処置ができるようにします。また、 眼科手術の助手を行うだけではなく、希望があれば豚眼を用いた実習の後、実際の手術の一部を担当してもらいます。
2)医局行事
3)研修終了後について
希望があれば、眼科に入局し、レジデントとして研鑽することが可能です。
4)診療部長から一言
慈恵医大第三病院眼科では、外来の症例数が多く、疾患が多岐にわたっていることと、白内障手術を受けられる患者様が大変多いことが特徴です。年間1,000件以上の白内障手術を行っており、世界で最先端の手術術式を開発しています。指導医の専門分野が多岐にわたっており、症例数が多いことから、実際に自分で担当する検査・処置の種類が多く、実戦的な知識と技術を身につけることができます。 |