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研修プログラム説明
(ローテイト研修歴)
研修期間
  • 1)1年目研修
    • (1)必須科目 40週(10ヶ月)
    • 内科 16週(4ヶ月)、外科 8週(2ヶ月)、
      救急部 8週(2ヶ月)、麻酔部 8週(2ヶ月)
    • (2)前期選択科8週(2ヶ月)
  • 2)2年目研修
    • (1)地域医療 4週(1ヶ月)
    • (2)必須科目 24週(6ヶ月)
    • 精神神経科 4週(1ヶ月)、小児科 4週(1ヶ月)、
      産婦人科 4週(1ヶ月)、救急部 4週(1ヶ月)、
      内科 8週(2ヶ月)
      ※外来研修は研修24週以降、外科、内科と小児科で行う。
      (24日以上:外科6日+内科12日+小児科6日=24日)
      *注意 実際のローテーションは祝日などある為、月単位の運用となります。(4週を1ヶ月)
    • (3)選択科目 (附属病院・第三病院・柏病院含む・28週(6ヶ月)
    • 消化器・肝臓内科、脳神経内科、腎臓・高血圧内科、
      リウマチ・膠原病内科、循環器内科、糖尿病・代謝・内分泌内科、
      腫瘍・血液内科、呼吸器内科、総合診療部、外科、麻酔部、救急部、
      精神神経科、小児科、産婦人科、皮膚科、画像診断部、整形外科、
      脳神経外科、形成外科、心臓外科、泌尿器科、眼科、
      耳鼻咽喉・頭頸部外科、リハビリテーション科、内視鏡部、感染症科、
      病院病理部、ICU、中央検査部
      ※選択科目は1診療科を4週単位として前期と併せて最多で7診療科(28 週)の研修が可能
      ※2年目の選択科期間は全科(附属病院・第三病院・柏病院を含む)より自由選択が可能

各科の詳しい研修内容について研修医が紹介いたします。(下図の各ローテイト科をクリックしてください!)

葛飾初期臨床研修プログラム
【内科】

山下
研修医1年目では、計4か月間の内科研修があります。研修開始前の希望調査に基づき、2つの診療科を2か月ずつ回ります。
内科研修のおおまかな一日の流れは、毎朝チームで回診して入院患者さんの情報を共有した後、カルテ記載や検査・処方などの指示を出したり、様々な処置や手技に参加したりします。外来や救急から緊急の患者さんが来た時には、問診・診察・検査などの初期対応も行います。
病棟からの電話は、最初に研修医に連絡がくることが多くあります。働き始めたばかりのときは、右も左も分からない状態で、ことあるごとに上級医に連絡して助けてもらっていました。徐々に自分で判断し対応できることが増えていき、1年間の研修を終えてみると、基本的な対応や処置は自力で行えるようになりました。
何科に進むにしても必要になる研修医が習得すべき手技は、その機会が生まれるたびに、声をかけてもらえます。一学年の研修医の数が多くないこともあり、手技の取り合いになることなく、様々な手技を経験することができました。消化器内科における消化管内視鏡検査や、呼吸器内科における胸腔ドレナージなど、各科特有の手技に関してもやる気さえあれば上級医は積極的にサポートしてくれます。
上級医と密に連携をとりながら、安心して成長できる環境はとても恵まれていると感じます。

山口
葛飾医療センターでの研修1年目では、内科を必修として2科、4か月間研修します。
業務の内容は、病棟管理(回診・カルテの記載・検査・入退院の調整 等)がメインです。内科の各チームに所属し、先生方とともに業務を行います。
チームの先生方は、皆さんとても丁寧かつ熱心に指導してくださります。中心静脈カテーテルの挿入や、胸腔穿刺、腰椎穿刺など、手技を行う機会も多く、非常に勉強になります。
葛飾医療センターでは、common diseaseを中心に、幅広い症例に触れることができます。レポート作成や、カンファレンスでの発表準備、それに対する指導医の先生からのフィードバックを通して、疾患への理解を深めるとともに、患者さん一人一人に合った、全人的医療を考える力が身に付きます。コメディカルの方々とも接する機会が多く、皆さん非常に親切であり、理想的なチーム医療について学ぶことができる環境です。外来業務の一部や、救急対応に参加する機会もあります。
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【外科】

加藤
葛飾医療センター外科には消化器・肝胆膵・呼吸器・乳腺・小児の専門領域がありますが、日々の診療は臓器別に細分化されておらず、一体となってすべての入院患者さんを診ていることが特徴的です。
研修医は病棟チームの一員として毎日の朝カンファレンスと回診に参加し、上級医とともに診察や創部処置、CV挿入、胸腔ドレーン挿入、腹腔穿刺など、様々な処置を行います。そして数多くの手術へ参加することができます。幅広い疾患の患者さんの入院時の診察から手術、術後管理、退院まで携わることができます。また手術だけでなく、化学療法や放射線療法などの治療の選択やフォローアップに関しても学ぶことが多くあります。
救急外来に来院した患者さんには外科手術や化学療法の既往のある方が多くいます。外科研修後は、その手術・治療がどのように行われ、また体にどのような影響を及ぼしうるか、実際に経験して得た知識を活かしながら診察ができるようになるため、志望科を問わず有意義な研修を行うことができます。

碓井
外科の一日は、朝にカンファレンスを行って、その日の手術の確認や、今後行われる手術の術前検討を行うことから始まります。その後、自分が割り当てられている手術があれば参加し、手術がない場合には病棟で先生方と一緒に患者さんの回診を行います。夕方になり、手術が終わってチームの先生方がそろったら、受け持ちの病棟患者さんの情報を共有して一日が終了する、というのが一日の流れになります。
慈恵の外科では外科が細分化されていないため、様々な手術に入ることができ、さらに先生方に入りたい手術を伝えれば、希望に沿うように対応していただけます。また、術後管理を学びたいとのことであれば、病棟業務に集中するように手配していただけます。
外科は研修医が学べる手技も充実しており、希望すればCVポート造設や胸腔トロッカー挿入も学ぶことができ、やりがいを感じることができると思います。
このように、豊富な症例・手技を経験することができ、気さくで優しい先生が多く、外科志望でも内科志望でも楽しく研修ができると思います。
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【救急部】

後藤
当院は2次救急医療機関で、救急部では基本的にはcommon diseaseに対応することが多いです。しかし大学病院のため、3次救急で扱うような重症症例も経験できます。
まず研修医がファーストタッチを行い、問診、身体診察、検査のオーダーなどをします。上級医の先生は全員優しい方ばかりで、所見やオーダーに関して不安なことがあれば相談に乗ってくださいます。鑑別を考え、入院すべきかどうかを判断するような丁寧に問診する力がつきます。
手技に関しては、採血、ルート確保、外傷対応でのFAST、創傷処置、縫合などの他、機会があれば各種穿刺も行えます。いきなり単独で行うことはなく、上級医がついて指導してくださります。
救急部で月に入る夜勤は5−6回ほどで、救急部のローテートでは、夜勤入明けは休日となり、自由に時間を使うことができます。ONとOFFがはっきりとしており、非常に働きやすいです。夜勤の間は救急部でなく内科の先生方が指導医となるため、科の垣根を越えて仲良くなることができます。そのほかの科を回っている際も助けてくださり、困った際には相談に乗ってくださります。
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【麻酔部】

大曽根
葛飾医療センターでは、研修医1年目に必修科目として麻酔科を2ヶ月ローテーションすることになっております。1日の流れとしては、7時半ごろから担当症例の手術の薬品や人工呼吸器の準備を行い、8時よりカンファレンス、その後担当症例の麻酔を担当します。実際に麻酔で使用する薬の種類や、バイタル管理、人工呼吸器の操作方法を一通り学ぶことができます。初めは上級医の指導のもとで行いますが、ある程度慣れたころには、血圧管理や鎮静剤の管理を任されます。また麻酔科の特徴として、気管挿管やAライン、CV挿入など多くの手技を経験することができます。特に気管挿管は救命において非常に重要であるにも関わらず、病棟で施行する機会はあまりないですが、麻酔科研修中では基本的に毎日施行するため、自信が持てるほどまで技術を向上させることができると思います。葛飾医療センターの上級医の先生方は非常に優しく、質問をしても丁寧に解説してくださるので、研修としては非常に有意義に過ごすことができると思います。
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【地域医療】

根本副委員長
 地域医療研修では基本的に葛飾医療センターの近隣の診療所・病院で研修します。いずれも病病連携、病診連携を密接に取っている医療機関です。在宅医療、外来診療、療養、病床での医療を体験できます。1年目で身に付けた基礎的な診療を、2年目の1ヵ月間、外の研修協力施設で十分に力を発揮してきてもらいたいと考えています。
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【附属4病院での選択科連携について】 

藤田
葛飾医療センターではcommon diseasesから重症例まで幅広い疾患に対する医療を学ぶことができました。より専門的な検査や治療のために転院搬送となる症例を経験していくなかで、「その後どのような経過を辿っていったのだろう」と疑問に思うことがありました。小児科医を志望して小児科で研修をしている際にも、先天性心疾患の治療のために転院となる症例を見ていくなかで、「志望科でのより専門的な医療にも研修医のうちに触れておきたい」と思い、たすき掛け研修を行いました。葛飾医療センターでは、2年目の5ヶ月間を各附属病院の診療科を自由に選択することができます。私は附属病院の小児科を2ヶ月と小児外科を1ヶ月選択しました。小児科では様々な分野の専門の先生方が熱心に指導してくださり、先天性心疾患の周術期管理や新生児の急性期管理について学ぶことが出来ました。また、キャリアプランについてのお話を聞くことができ、今後の進路を決めていく上で大変有意義な研修となりました。小児外科では小児外科疾患がどのように診断・治療されるかを学ぶことができたので、今後の小児科での診療や患者説明に活かすことが出来ると感じました。
普段の研修病院と違う環境での研修は、システムの違いなどで慣れない点もありますが、それ以上に学べることが多く貴重な経験となりました。希望する科や関連する科、進路と関係なくとも興味がある科など、各附属病院で研修を行うことは、進路決定や医師としての研鑽のために、十分に価値があるものと考えます。
【附属4病院での選択科連携について】

「あれ、この病院形成外科の研修がないぞ?」「行きたい診療科なんて決まってないし、幅広い科を勉強したいなぁ。」
葛飾医療センターでの研修を考えている皆さん、研修病院を決めるにあたってこのような疑問を感じたりしていませんか?
また、「性格的に三次救急は向いてないだろうけどしっかりと2次救急は学びたい」「マイナー科のシーリングが不安だから大学病院に行きたいけど、ある程度救急を見る力はつけないと3年目以降が心配」と考えている人は多いのではないでしょうか。
ご安心ください。葛飾医療センターの研修では、最大5ヶ月の間附属病院、第三病院、柏病院で研修を行うことができ、大学病院の特徴である多彩な診療科、希少疾患の加療や手術をしっかりと研修することができます。他機関の研修選択ができるのは2年目となりますが、1年目の間にしっかりと臨床の力を身につけ、土台ができた状態で自身の学びたい診療科を選択できるため、非常に効率よい研修を行うことができます。多彩な選択肢の中から自由に選択できるためメリットはとても大きいと思います。
私自身2年目の途中まで志望科が決まらず、2年目の前半に3ヶ月間附属病院で研修しました。今はその時に研修したリハビリテーション科に進み、勉強していますが、今でも葛飾医療センターでの救急当直や内科で身につけた知識に常に助けられています。葛飾医療センターの研修は医師としての基礎を身につけながら、大学病院研修のメリットを享受したい人におすすめです。
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