1) |
尿の一般検査(蛋白尿、血尿、尿沈渣)を行い、結果の意義を解釈できる。 |
2) |
血液生化学検査から腎機能、水・電解質の異常を指摘できる。 |
3) |
血清免疫学的検査を適切に指示し、異常を指摘できる。 |
4) |
腎機能検査(クレアチニン・クリアランス、尿蛋白および尿中電解質の定量、尿中β2m、尿中NAG、FENa、尿濃縮能)を指示し、成績を解釈できる。 |
5) |
動脈採血により血液ガス分析を施行することができ、結果を解釈できる。 |
6) |
腎臓・腎血管系の画像検査(KUB、IVP、ECHO、CT、MRI、腎血管撮影、アイソトープ検査)を適切に指示し、結果を解釈できる。 |
7) |
腎生検の意義と適応を理解し、腎生検標本を判読できる。 |
8) |
水・電解質代謝の基本理論、輸液の種類と適応を述べ、輸液する薬液とその量を決定できる。 |
9) |
導尿を安全かつ確実に行える。導尿に関連する障害を列挙し、その予防策を講じることができる。 |
10) |
持続的導尿(バルーンカテーテルの留置)を施行かつ管理することができ、これを中止する条件をのべることができる。 |
11) |
緊急性のある高カリウム血症に対する治療法を列挙でき、適切な処置を行うことができる。 |
12) |
緊急透析が必要な患者の病態を列挙することができる。 |
13) |
下記の治療法の理論的背景と禁忌を理解し、その副作用、合併症を熟知したうえで、これに適切に対応することができる。 |
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(1) |
生活指導と管理 |
(2) |
食事療法:低蛋白食、低リン食、減塩食 |
(3) |
薬物療法:降圧薬、利尿薬、副腎皮質ステロイド薬(パルス療法を含む)、免疫抑制薬(パルス療法を含む)、抗凝固薬、抗血小板薬。腎機能低下例に対する薬物動態理論。 |
(4) |
血液浄化法:血液透析法、腹膜透析法(CAPDを含む)、血漿交換法、血液吸着法 |
(5) |
腎移植:生体腎移植、死体腎移植 |
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