東京慈恵会大学附属病院で迎える桜も今年で3度目となり、多くの期待と不安を抱えながら始めた初期研修がもうすぐ終了します。私は内科医を志し、症例数の豊富な病院で初期研修を行いたいと考え、当院での研修を希望しました。思い返せば2年間を通じて、多くのスタッフや患者さんに支えられながら、貴重な経験や知識を得ることができました。
大学病院での研修は症例検討会、抄読会、回診が多く、エビデンスに基づいた治療を学ぶ事や、プレゼンテーションを経験することで、今後内科医として生きていく糧を身につけることができたのではないかと体感しています。
病棟で急変患者の初期対応を任せられることもあり、医師の厳しさを身にしみて経験しましたが、一方で研修医の責任の所在も明確になっているため、重要な場面では必ず指導医のサポートやアドバイスが入ります。無意味に全てを任せられることはない環境での研修はとてもやりやすかったと思います。
さらに当院では教育熱心な上級医師の指導の下、研修医のうちから学会発表や論文執筆にも積極的に取り組んでおり、早いうちから研鑽を積むことができました。
当院は研修医同士の仲も良く、忙しく大変な時期もお互いに助け合い、難なく乗り越えてきました。私達の同期の半分は慈恵大学以外の出身者ですが、本当に仲が良く、共に学び、助け合い、充実した日々を送ることが出来、同期に感謝しています。
このような恵まれた環境で知識や技術を身につけていくことができるため、東京慈恵会医科大学附属病院は初期研修をする上で最高の場だと思います。とはいえ百聞は一見にしかず、ぜひとも一度説明会や病院見学に来られてはいかがでしょうか。そして、一緒に働けたらとても嬉しいです。
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