私が慈恵で研修を始めて一年が経とうとしています。結論から言いますと私は慈恵で研修をしてとても良かったと思っております。
他大学出身の私は単身慈恵に乗り込んだ形となった訳ですが、医師になったという喜びの他に、正直不安でいっぱいでした。同期とうまくやれるのか、上級医の先生はかわいがってくれるのか、など様々な不安がありました。しかし同期とはオリエンテーションで行われた懇親会(飲み会)ですぐに打ち解けられました。仕事を始めると同期の存在がいかに大切であるか痛感します。仕事の価値観、疾患に対する議論、またプライベートの充実など良い同期がいてこそ成り立ち、また仕事のモチベーションも上がります。病院の土地柄、新橋、銀座、六本木などが近いので飲み会の場所には困りません。
また慈恵には優秀なドクター、素晴らしい指導医が充実していると思います。自分の今後の医師人生の土台を作る研修二年間において指導医の存在はとても重要です。私を指導してくれた先生方、また同期の指導医の先生方もみな熱心で優しく、時に厳しく指導してくださいます。自分がローテーションしている科が志望科であるかの有無に関わらず指導していただけるのはとても貴重な経験だと思います。
慈恵医大は大学病院でありますがcommon diseaseも充実していますので研修医でもできるような診断、処置も豊富です。その度に医師になった喜びを感じられると思います。
最後に先程述べた懇親会(飲み会)ですが、長い学生生活、国家試験を終え医師になった面々が集まる飲み会ですのでとても楽しいものになります。そんな笑顔でみなさんと一緒に働けるのを楽しみにしております。
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