慈恵医大本院付属病院での研修が始まり、はや一年あまりが経ちました。僕は聖マリアンナ医科大学を卒業し、慈恵医大付属病院での研修を選びました。
初めは初対面の同期や先輩の中で不安な気持ちもありましたが、僕らの代は外部からの研修医も約 5割と多く、すぐに同期の皆と打ち解ける事ができました。
本院附属病院は毎年外部からの研修医を多く受け入れており、先輩医師にも様々な大学出身の方々がいらっしゃいます。その様な環境なので、回った先々の科では内部・外部を意識することはほとんどありませんでした。
今年より研修医主体の勉強会も開催されるようになり、様々な病院で研修された先輩やその分野に特化した先輩からのレクチャーを受ける事ができました。
これは、優秀な人材が多い慈恵医大での研修の一つの恩恵だと思います。
大学病院は一般的に市中病院と比べて仕事内容や時間的に余裕があると思いますが、慈恵医大のように研修医として守られた立場で医療を覚え、実践し、学び、深められる事は非常に自分に合っていると思っています。
一年が経過し強く思う事は、研修を受ける本人の意志が最も重要だということです。もう一は同期の仲間だと思います。仲間で助け合い協力し、励まし合いながら医療という仕事をできる事を、幸せに感じています。
もしこれを読んでいる医学生が僕たちの後輩として仲間になるのであれば、僕らが先輩にしていただいたように、面倒を見させていただきます!
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