◆安全な手術の提供・スキルアップのために
慈恵独自の鏡視下手術資格制度「鏡視下手術トレーニングコース」を構築し、基本的知識と手技の習得を目的にしたSTEP1、及び学内施設を利用し動物を用いたトレーニングコースであるSTEP2の運用を行っています。今後、鏡視下手術の術者認定のためのSTEP3を整備し運用していきます。
その他、研修医を守るべく「研修医の手術・検査に関する内規」を作成し適切、安全に運用されるよう整備しています。
またBLS、ICLSコース研修も実施されるなど、たくさんの機会に恵まれています。 |
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◆安全意識の向上に向けて
全ての教職員を対象に、学内スタッフや外部講師による附属4病院合同の「リスクマネジメントシンポジウム」を開催しています。
また平成15年度より、大学全体の取り組みとして全ての教職員と医学生、看護学生を対象に「チーム医療構築ワークショップ」を継続的に開催し、参加者は約3,000名を超えています。医療の安全確保と医療倫理の向上をテーマとしたフリーディスカッションを通じ、医療安全に関する具体的な方策を考え、異職種間コミュニケーションの大切さを再認識しています。
その他医療安全週間を設け、各現場からのリスクを減らす工夫を発表してもらうなど病院全体で安全意識の向上に取り組んでいます。 |
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◆医療裁判傍聴実習
第三病院では日常の病院での業務とは違った研修として、実際の医療裁判を傍聴し、また医療裁判の基本についてレクチャーを受ける「医療裁判傍聴実習」を実施しています。インフォームドコンセントの大切さや診療録の重要性などを各自それぞれ学んでいます。
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