整形外科のスタッフは現在、9名の常勤医師、4名の非常勤医師で構成されております。入院ベッド数は約50床で、外来患者数は1日平均98名です。
行っている診療の特徴としては、大学病院らしい高い専門性をもった診療と、地域の基幹病院としての一般整形外科や外傷に対する診療の両方がバランスよく混在している点です。専門性の高い診療を勉強できる領域としては股関節外科、小児整形外科、脊椎外科、膝関節外科、スポーツ整形外科、手外科、関節リウマチなどがあり、また、一般整形外科としては各種の骨折、靱帯損傷、腱断裂など、さまざまな外傷の治療を経験することができます。
手術室はクリーンルームも2室完備しており、年間の手術件数は約700件で、人工関節や脊椎の手術なども数多く行っております。また救急患者も多く、外傷の初期治療から、高度な手術治療まで幅広い研修が可能です。630床規模の病院ですので他科との連携はとり易く、特にリハビリテーション科とは毎週カンファレンスを行い患者の早期離床、社会復帰を目指しております。
当大学病院は慈恵大学の医学科、看護学科、ならびに看護専門学校のキャンパスに隣接しており、周囲は緑に囲まれ、体育館・グラウンドなどの環境も整っています。とても和やかな雰囲気の中で楽しく充実した研修を行える施設です。
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