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診療内容/教育 |
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外来は一日90症例程度、入院は定床が4床。 |
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地域中核病院として湿疹・皮膚炎、足白癬など日常的な皮膚疾患のみならず、近隣医療機関との連携が密接で、乾癬、白斑、水疱症、皮膚悪性腫瘍など難治で専門的な治療を必要とする症例を数多く経験できます。
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外来処置室にて皮膚生検や小手術を積極的に行うと共に、月2回、手術室で外来処置室では難しい腫瘍切除、植皮や皮弁が必要な症例の手術を行っており、手術手技を習得できます。
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炭酸ガスレーザーおよびQスイッチ・ルビーレーザーを有しておりレーザー治療も習得できます。
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乾癬の生物学的製剤承認施設になっており、乾癬の専門的、より高度な治療について習得できます。
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光線療法装置を用いて乾癬や白斑などの難治皮膚疾患の紫外線療法を行っています。またパッチテスト等アレルギー検査の手技も習得できます。
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学会や研究会に積極的に参加して、より広範囲、高度の研修を受けることができると共に、受け持ち患者の症例報告も行えるよう指導します。
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2) |
医局行事
毎週月曜日の5時から病理組織検討を行いながら症例検討を行っています。また、月1回水曜日には慈恵医大附属病院(本院)での関連病院合同症例検討会に参加します。
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研修終了後について
レジデントして皮膚科専門医を目指していただけるよう,プログラムを用意しております。
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4) |
診療部長から一言
2014年4月から診療部長に着任いたしました。
プライマリ・ケアの重要性が高まる中、将来どの科を選ぶにしても、皮膚科の基本的な診療能力は身につけておくべきでしょう。地域と密着した当科では、日常的な皮膚疾患を幅広く経験できるのみならず、大学病院ならではのレーザー治療、皮膚外科、専門性を必要とする診療、手技について身につけることができます。なかでも、特に乾癬治療に力を入れています。アットホームな雰囲気の中で、実地診療に積極的に参加しながら、将来、役に立つ皮膚科の診療能力を身につけることができます。
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