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耳鼻咽喉科
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■第三病院初期臨床研修医募集要項募集案内
診療部・科
耳鼻咽喉科
カリキュラム指導医
波多野 篤
カリキュラム副指導医
飯田 実
臨床研修到達目標(1ヵ月)
1. 一般目標 (GIO)
  耳鼻咽喉科臨床医として耳鼻咽喉科疾患に対する知識と検査および診療手技を身につける。
2. 行動目標 (SBO)
 
1) 耳鼻咽喉科領域の解剖・生理を理解する。
2) 基本的診療法・検査法を習得する。
(1) 病歴を聴取し、病歴作成ができる。
(2) 鼓膜所見、鼻内所見、咽喉頭所見、眼振所見が取れる。
(3) 純音聴力検査、インピ−ダンスオ−ジオメトリ−が行え、その結果が理解できる。
3) 耳鼻咽喉科病棟業務を習得する。
3. 自らが経験すべき事項
 
A. 身体診察法の修得
 
(1) 身体診察法の修得
1: 病歴の聴取を行う。
症例の病歴を聴取し、病歴を作成する。
2: 耳鼻咽喉科一般診察法を学ぶ。
鼓膜所見、鼻内所見、咽喉頭所見、眼振所見のとり方
3: 耳鼻咽喉科基本処置を学ぶ。
耳処置、鼻処置、咽喉頭処置など
(2) 各種検査の意義と適応の理解、結果の判読
1: 耳鼻咽喉科一般検査法を学ぶ。
純音聴力検査、インピ−ダンスオ−ジオメトリ−など
B. 症状・病態・疾患
 
(1) 耳鼻咽喉科の解剖・生理を理解する。
C. 特定の医療現場
 
(1) 耳鼻咽喉科病棟業務を学ぶ。
(2) 耳鼻咽喉科手術を見学する。
臨床研修到達目標(2ヶ月)
1. 一般目標 (GIO)
  耳鼻咽喉科臨床医として耳鼻咽喉科疾患に対する知識と検査および診療手技を身につける。
2. 行動目標 (SBO)
 
1) 耳鼻咽喉科領域の解剖・生理を理解する。
2) 基本的診療法・検査法を習得する。
(1) 病歴を聴取し、病歴作成ができる。
(2) 鼓膜所見、鼻内所見、咽喉頭所見、眼振所見が取れる。
(3) 純音聴力検査、インピ−ダンスオ−ジオメトリ−が行え、その結果が理解できる。
(4) 耳鼻咽喉科領域のレントゲン検査、CTスキャン、MRIが読影できる。
3) 耳鼻咽喉科基本処置を習得する。
(1) 耳処置、鼻処置、咽喉頭処置ができる。
(2) 創傷処置ができる。
4) 耳鼻咽喉科病棟業務、入院患者管理を習得する。
(1) 急性疾患(急性扁桃炎など)、突発性難聴、眩暈症の管理ができる。
(2) 術後患者の管理ができる。
3. 自らが経験すべき事項
 
A. 診察法・検査・手技
 
(1) 身体診察法の修得
1: 耳鼻咽喉科一般診察法を学ぶ。
鼓膜所見、鼻内所見、咽喉頭所見、眼振所見のとり方
(2) 各種検査の意義と適応の理解、結果の判読
1: 画像読影技術を学ぶ。
耳X-p,鼻X-p、CTscan,MRIなど
B. 症状・病態・疾患
 
(1) 耳鼻咽喉科疾患を理解する。
中耳疾患(急性中耳炎、慢性中耳炎、滲出性中耳炎、中耳真珠腫)、内耳疾患(眩暈症、突発性難聴、メニエ−ル病)、鼻疾患(慢性副鼻腔炎、急性副鼻腔炎)、咽喉頭疾患(急性咽喉頭炎、急性扁桃炎、扁桃周囲膿瘍)など
C. 特定の医療現場
 
1) 耳鼻咽喉科外来研修を行う。
2) 耳鼻咽喉科入院患者の全身管理を学ぶ。
急性疾患(急性扁桃炎、急性咽喉頭炎)、突発性難聴、顔面神経麻痺、眩暈症
3) 夜間当直勤務を経験する。
臨床研修到達目標(4ヶ月)
1. 一般目標 (GIO)
  耳鼻咽喉科臨床医として耳鼻咽喉科疾患に対する知識と検査および診療手技を身につける。
2. 行動目標 (SBO)
 
1) 耳鼻咽喉科領域の解剖・生理を理解する。
2) 基本的診療法・検査法を習得する。
(1) 病歴を聴取し、病歴作成ができる。
(2) 鼓膜所見、鼻内所見、咽喉頭所見、眼振所見が取れる。
(3) 純音聴力検査、インピ−ダンスオ−ジオメトリ−が行え、その結果が理解できる。
(4) 平衡機能検査が理解できる。
(5) 嗅覚機能検査、味覚機能検査ができる。
(6) 耳鼻咽喉科領域のレントゲン検査、CTスキャン、MRIが読影できる。
3) 耳鼻咽喉科基本処置を習得する。
(1) 耳処置、鼻処置、咽喉頭処置ができる。
(2) 創傷処置ができる。
(3) 鼓膜切開ができる。
(4) 扁桃周囲膿瘍の切開排膿ができる。
(5) 上顎洞洗浄ができる。
4) 耳鼻咽喉科病棟業務、入院患者管理を習得する。
(1) 急性疾患(急性扁桃炎など)、突発性難聴、眩暈症の管理ができる。
(2) 術後患者の管理ができる。
(3) 頭頸部悪性腫瘍疾患患者の全身管理ができる。
5) 救急外来患者の診察・診療ができる。
(1) 急性中耳炎の診察と治療ができる。
(2) 急性咽喉頭炎、急性扁桃炎、扁桃周囲膿瘍の診察と治療ができる。
(3) 眩暈症の診察と治療ができる。
(4) 鼻出血の止血ができる。
6) 耳鼻咽喉科手術の助手ができる。
(1) 鼓室形成術、内視鏡下鼻副鼻腔手術の助手ができる。
(2) 頭頸部外科手術の助手ができる。
3. 自らが経験すべき事項
 
A. 診察法・検査・手技
 
1) 身体診察法の修得
(1) 耳鼻咽喉科一般診察法を学ぶ。
鼓膜所見、鼻内所見、咽喉頭所見、眼振所見のとり方
(2) 耳鼻咽喉科外来処置を学ぶ。
鼓膜切開術、扁桃周囲膿瘍の切開排膿術、上顎洞洗浄術など
(3) 手術を学ぶ
口蓋扁桃摘出術、アデノイド切除術、気管切開術
2) 各種検査の意義と適応の理解、結果の判読
(1) 耳鼻咽喉科一般検査法を学ぶ
平行機能検査、嗅覚機能検査、味覚機能検査など
B. 症状・病態・疾患
 
1) 耳鼻咽喉科疾患を理解する。
頭頸部悪性腫瘍疾患、音声機能障害疾患など
C. 特定の医療現場
 
1) 耳鼻咽喉科入院患者の全身管理を学ぶ。
術後患者管理、頭頚部悪性腫瘍患者の全身管理
2) 耳鼻咽喉科手術の助手を行う。
鼓室形成術、内視鏡下鼻副鼻腔術、悪性腫瘍手術の助手
3) 救急処置を習得する。
鼻出血止血法など
その他
耳鼻咽喉科では卒後研修として、「中耳」、「鼻副鼻腔」、「頭頸部腫瘍」および「眩暈・難聴」における解剖、生理、疾患についての講義を行っている。

また年に一度、耳の手術研修会と鼻の手術研修会を行っており、これに参加することで耳科領域と鼻科領域の解剖・生理・手術に対する理解を深める。

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