洋雑誌講読に関するアンケート調査(願い) / 洋雑誌購読に関するアンケート調査最終報告
■洋雑誌講読に関するアンケート調査 (願い) →終了しました
ここ数年、洋雑誌の価格上昇が毎年続く中で、大学として購読できる雑誌数を削減せざるを得ない状況が続いています。この問題について図書館ではこれまでも利用調査やアンケート調査の結果等に基づき、図書館委員会で検討の上対処してきましたが、これと関連して、特に電子ジャーナルと冊子体雑誌の購読のあり方が大きな問題になっております。
これまで電子ジャーナルは契約条件の複雑さや永続性への不安などの理由から、冊子体雑誌に代わるものというより別の情報メディアとして購読してまいりました。しかしながら、昨年のアンケート調査や公開シンポジウム、利用統計等を基に図書館委員会で検討した結果、コア雑誌を除いたものについては契約上可能であれば冊子体か電子ジャーナルのどちらかのみの購読とすることになりました。
つきましては、まもなく平成19年 (2007年) の雑誌契約の時期となりますので、今後の雑誌購読の方向性と併せて利用者の皆様のご意見を再度伺いたく、アンケートへのご協力をお願いします。お忙しい時期で恐縮ですが、ご回答の程よろしくお願い申し上げます。
記
1. 調査実施期間: 平成18年 (2006年) 9月11日 (月)〜10月6日 (金)
2. 回答方法:
3. 送付先:
- 調査票を図書館 (西新橋) に提出いただく。
- 調査票を大学受付の図書館ポスト (西新橋) へ投函いただく。
- 調査票を図書館 (西新橋) 宛に定期便で送付いただく。
- 調査票を図書館 (西新橋) 宛にFAXで送付いただく。
- 調査票を図書館 (西新橋) 宛に電子メールで送付いただく
FAX : 03-3433-1922 (図書館)
電子メール : libcat@ jikei.ac.jp (@の後ろのスペースを削除してください)
【問合せ先】
学術情報センター 図書館 収集整理係 (担当: 阿部・武山・橋本)
内線: 71-2124/電子メール: libcat@ jikei.ac.jp (@の後ろのスペースを削除してください)
※コア雑誌:
当面の間は中止しない必須の洋雑誌 (平成15年 (2003年) 3月選定)
http://www.jikei.ac.jp/academic/micer/corej.htm
※プリント版と電子ジャーナルが別契約のコア雑誌:
平成19年から電子ジャーナルのみの購読 (冊子体中止) への移行対象誌
http://www.jikei.ac.jp/academic/micer/ejanke200609s.htm
※平成17年洋雑誌利用調査結果報告:
冊子体 (プリント版) の図書館での利用回数調査 (閲覧・複写・貸出)
http://www.jikei.ac.jp/academic/micer/riyochosa2005.htm
※シンポジウム 「図書館と電子ジャーナル」 第1回 (平成17年3月22日) ・第2回 (平成17年9月12日) 記録:
http://www.jikei.ac.jp/academic/micer/ejsympo.htm
アンケート回答用紙 PDFファイル Wordファイル |
以上
※上記はアンケート調査実施時の内容です。
【現在の問合せ先】
学術情報センター 図書館 情報管理係
内線: 71-2124/
電子メール: libcat@ jikei.ac.jp (@の後ろのスペースを削除してください)
■洋雑誌講読に関するアンケート調査最終報告 平成18年 (2006年) 10月18日
- 調査期間: 平成18年 (2006年) 9月11日 (月)〜10月6日 (金)
- 調査対象: 4機関 (西新橋・青戸・第三・柏) の各講座・教室・医局の教職員
- 最終回収数: 72件
I. 現在、コア雑誌168誌は、冊子体と電子ジャーナルの両方で契約しています。コア雑誌の平成19年契約について、以下から適当と思われるものを一つお選び下さい。
- コア雑誌はこれまで通り冊子体と電子ジャーナルの両方を契約するべき 12人 (16.7%)
- コア雑誌は電子ジャーナルのみの契約でもやむを得ない 31人 (43.1%)
- コア雑誌は冊子体のみの契約でもやむを得ない 1人 (1.4%)
- コア雑誌は利用可能であれば電子ジャーナルか冊子体のどちらかのみの契約でよい 18人 (25.0%)
- その他 8人 (11.1%)
[その他の意見]
- 利用していないものはわからないが、自分が使うものは電子ジャーナルだけでよい
- 両方の契約が難しければ、関連講座等と相談の上、段階的に電子ジャーナルへ移行
- コア雑誌について他大学の状況を調査すべき
- 電子ジャーナルのみになった場合、「1年のみ閲覧可能」のような限定版は望ましくない
- 実際には電子ジャーナルしか利用していない
- これまで通り冊子体と電子ジャーナルの両方を契約すべき
- NatureやScience等の商業誌は冊子体もあった方がよい
- いずれ電子ジャーナルへ移行していくべきだが、しばらくは両者を希望する
- 利用回数の少ないもの (10回以下) は冊子体か電子ジャーナルのみにする。
II. 平成19年の冊子体の雑誌契約は、定価値上がりや円安の影響により10%前後の値上がりが予想されています。その対策の一つとして、平成17年一年間の調査の結果、利用の少なかった雑誌の購読中止が考えられます。このことについて、以下から適当と思われるものを一つお選び下さい。
- 利用の少なかったものは関連の講座等と相談の上、中止してもやむを得ない 48人 (66.7%)
- 全体ではなく、各分野ごとに利用の少ないものを中止する方がよい 13人 (18.1%)
- その他 9人 (12.5%)
[その他の意見]
- 購読中止は容易ですが...
- 講座との相談と分野ごとの検討の両方を行ってはどうか
- 教授退任に伴い今後数年の間に講座の研究方針 (研究分野) が大きく変わる可能性があるので、現時点で講座と相談するのは問題
- 利用回数のデータは正確にはとれていないはずで、もう一度アンケートをとるべき
- 再契約がスムーズにできるとよい
- 中止する代わりにUpToDateを導入してほしい
- 平成18年以降に移籍してきた教職員もおり、平成17年の利用状況だけで決定されるのは困る
- コア雑誌も含んでいる場合の回答としては、金額が上回る場合は、講座や医師個人からの使用料の徴収を行い、それに充てることを検討して欲しい
- 利用調査の趣旨を各講座・医局等に周知の上で、定期的に集計結果を公表しながら、再度調査を行って欲しい
- 電子ジャーナルだけでも残すようにしてほしい
- 利用が少なくても重要なものがあり、相談の上で決定するべき
III. 現在、冊子体のみで購読している雑誌について、以下から適当と思われるものを一つお選び下さい。
- 電子ジャーナルの契約に移行した方がよい 53人 (73.6%)
- 冊子体のまま契約を継続した方がよい 10人 (13.9%)
- その他 6人 (8.3%)
[その他の意見]
- 利用していないものはわからないが、自分が使うものは電子ジャーナルだけでよい
- 利用率による
- PDFが閲覧可能であることが絶対条件
- 安価な方を一つ契約すればよい
- コア雑誌については、万難を排して冊子体と電子ジャーナルの両方を継続すべき
- 電子ジャーナルへの移行の際はバックナンバーがダウンロードできるようにしてほしい
- 電子ジャーナルに移行するか冊子体のままかはCase by Caseでよいのではないか
- 利用回数の少ない雑誌こそ冊子体として保管した方がよい
- 最新号〜バックナンバーが閲覧できれば、安価な方を選択すればよい
今後の慈恵大学としての洋雑誌購読のあり方に対するご意見・ご感想等お聞かせ下さい。
[自由意見]
- 電子ジャーナルへの移行を進めるのはいいが、閲覧するときの回線速度を改善してほしい (特に日中)
- 電子ジャーナルへの移行にあたっては、閲覧システムの利便性の向上が不可欠 (認証システムの簡略化、閲覧端末の拡充など)
- オンラインで利用できるものは可能な限りオンライン化してほしい
- 基本的にすべて電子ジャーナルにした方がよい
- 可能な限り電子ジャーナルへ移行した方が便利
- 必要な雑誌は個人もしくは医局で購読する
- 電子ジャーナルを中心に、人気のある雑誌は冊子体も購読するのがよい
- 検索・引用する際に簡単に使えるならば電子ジャーナル・冊子体どちらでも可
- コア雑誌については、蔵書=財産という考えもあり、代表的なものは残していく必要もあると思う
- 研究室で購読している雑誌5誌のうち4誌は図書館でも購入している。そのような情報を集約してはどうか (これら5誌は印を付けたり、書き込みをしている)
- 予算的に大丈夫なら続けて欲しい
- 費用と見合わせながら電子ジャーナルへの移行がよいと思う
- 教育機関なので主要な雑誌は何らかの方法で大学においておく必要がある
- 過去5〜10年の電子ジャーナルがあれば十分。電子ジャーナルの数を増やした方がよい。
- 名門私大本院なのであるから、電子ジャーナルを中心にできるだけ多くの雑誌を維持してほしい
- インターネット、イントラネットが普及しているので、雑誌購読方法は最適なものに置き換えてよい
- 図書館は大学機能の中枢であり、その構成成分の中で一番重要なものは洋雑誌購読である。維持経費の問題が大きいならば、使用料の徴収という手段も視野にいれて、再検討してほしい
- 洋雑誌購読は、現時点の我々に必要なものであるだけでなく、20年、50年、100年後の大学にとって絶対に必要なものである
- 洋雑誌講読の問題について、大学に関わる多くの人間に、実状の説明の徹底と、それに対する打開策の検討を広く求めた議論は、まったくないものと見受けられる
- (最近1年のみや1年後以降閲覧可等) 閲覧に制限のあるものは冊子体が必要である
- 閲覧してもチェックされないものなど、雑誌の利用調査がうまく機能していないのでは?
- 薬学や医薬品の合成、DDS、ナノテク系などの雑誌があればよい
- 化学系、生化学系、構造生物学系の雑誌を増やしてほしい (JACS、Nature Chemical Biology等)
※共立薬大に行って利用するのは大変なので、電子ジャーナルで対応できるようにしてほしい
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